新潟のおいしい特産品・越後栃尾のジャンボな油揚げ

 新潟のおいしい特産品に挙げられるのが、栃尾の「ジャンボ油揚げ」です。 


新潟県の中越地方に、「栃尾」という地域があります。

栃尾は旧栃尾市で、平成18年に長岡市と合併しました。

栃尾の昔からの名物がジャンボ油揚げで、

近年新潟県の特産品名産品として知られるようになって来ました。


栃尾の油揚げはとにかく大きいんです!

長さが20~22センチ、幅が6~8センチ、厚さが3センチと、

全国でも類を見ないほど大きな油揚げは、地元栃尾では「あぶらげ」と呼ばれています。


なぜ栃尾で、こんなビッグサイズのから油揚げが生まれたのでしょうか。

栃尾の油揚げには諸説ありますが、有力説として2つ挙げられています。

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ひとつは、栃尾の火伏せの神様「秋葉三尺坊大権現(秋葉神社)」の説です。

秋葉神社は江戸の中期頃、大変栄えていた神社で、

栃尾近郊や佐渡や上州(群馬県)、会津(福島県)などから絶えず参詣者が訪れていました。

約250年ほど前、当時の秋葉神社の神官が林蔵という人物に、

参拝者のための何か特別なお土産を考えてほしい、と依頼し、

江戸の豆腐屋さんで修行した林蔵が考案したのが、「栃尾の油揚げ」だったというものです。

もうひとつ、江戸中期、栃尾には春日(かすが=今の上越市)、椎谷(しいや=今の柏崎市)と並ぶ、

越後の三大馬市(うまいち)のひとつである馬市が開かれていました。

新潟の特産品・栃尾のジャンボ油揚げ

馬市では、お客であるお百姓と馬喰(ばくろう)の間で取引が成立したとき、

証文(しょうもん=契約書)を交わす代わりに、酒を酌み交わしたそうです。

その際酒の肴に、手づかみで手軽に食べられる物を、ということで

栃尾の油揚げが考案されたという説があります。


栃尾の油揚げは大きいため、中心までふっくら揚げて火を通せるよう、

低温と高温の2つの鍋で二度揚げをしています。

大きくふっくらとした栃尾の油揚げは、酒のつまみだけでなくご飯のおかずにもなり、

大変食べ応えがあります。

焼いて食べるもよし、煮物にすると、油揚げのいいだしが出て、おいしく仕上がります。

焼くのなら、油揚げをそのまま直火であぶるように焼き、

ねぎの小口切りやしょうが、大根おろし、からしなどを添えて、つけしょうゆで食べます。

また厚みがあるので、ひき割り納豆や刻みネギとみそで和えたもの、たらこや明太子などを

油揚げに詰めて、直火で中が温まる程度に焼くとおいしい一品になります。

煮物に使うなら、おでんやすき焼き、鍋物の具、炊き合わせなどにしてもおいしいですよ。

新潟特産・栃尾のジャンボ油揚げ

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